1951-05-16 第10回国会 参議院 水産委員会 第25号
これは何といいますか、この前受注制を布きまして、優秀な業者に消費者の注文が集まつて行くというようなことで、篩い落されたかたもあるかと思いますが、現実にはそういうように減つておりますが、業界全般として現在生き残つておる漁網屋、或いは撚糸屋が転業したいというような話は、現在のところ全然聞いておりません。
これは何といいますか、この前受注制を布きまして、優秀な業者に消費者の注文が集まつて行くというようなことで、篩い落されたかたもあるかと思いますが、現実にはそういうように減つておりますが、業界全般として現在生き残つておる漁網屋、或いは撚糸屋が転業したいというような話は、現在のところ全然聞いておりません。
これは必ずしも今の問題ばかりではなくて、糸値が逐次上つて来ておりますので、運転資金が非常に厖大な額になつて来ておりますから、この点も十二分にやつておるようでありますが、優秀メーカーと目される者でも、現在製品を売つてからの金の回収状況が非常に悪いということで、現在のところでは、市中銀行ではほとんど手一ぱいまで貸しておりますので、今後この受注制をはずして、優秀なメーカーならば幾らでも製品が売れるのだということの
私が申し上げましたのは、別に受注制自体の改善でも何でもない。再三申しましたように、受注制は現在のところまだ三期間ほどしか経過しておりませんので、これを根本的にかえるとかいうことではなくて、今の未引取りのものの活用ということを考えただけであります。
御発言のように、昨年の第三・四半期、十月以降受注制を布きまして、従来のいわゆる出荷リンクに対して割当をしておつたのを受注制に切り改めまして、現在までに三期間経過をしておるわけであります。
○佐橋説明員 先ほどから私はそういう説明を繰返しておるのでありますが、何か非常に誤解を持たれて、受注制を根本的にかえるような質問ばかりのように聞えたのであります。私自身としてはとにかくまだ受注制をやめるとか、あるいは根本的にかえるとかいうことに対しては時期でない。
○佐橋説明員 この前の本委員会におきまして、第三・四半期から受注制をしきましたために、第二・四半期の購入券が現物化できないという問題がありまして、そのときに、ここで水産庁の方とわれわれの方と御答弁申し上げまして、まずメーカーの保有糸というものを資材事務所で公示して、ここに品物があるから、ここに注文に行けというような方法をとつてみようというようなことと、最後にはこの保有糸を持つていて、注文を受けないところを
今説明をいたしましたように、大体未現物化数量に対してそれに引き合うだけの綿糸の現物というものは、一應メーカーの手持ちになつておるので、理想的に行けば行くわけでありますが、ただいま御指摘のように九月第二・四半期の切符というものは、第三・四半期から受注制に全面的に移行いたしますので、以後こういうしちめんどうくさい問題は出ないかと思いますが、この受注制に移行するために、結局手持綿糸を持つていて、第三・四半期
と申しますのは、御承知のように第三・四半期から受注制に移行しますが、これは農林省で発券される購入券を集めました量によつて、機械的に割当をして、行くという行き方になるわけであります。
○佐橋説明員 ただいまの御質問の、当時の商工省でありますが、かつてな割当をやつているというような御発言がありましたが、現在の割当の仕方は、受注制に切りかわる前は、一應リンク割当をやつておるわけでありまして、業者のところにいわゆる水産廳から発券せられる購入券が環流して來た数量に按分して割当てておるのでありまして、これは業者を全部寄せました正式の審議会にかけて、基準を決定して、あとは機械的に数字をはじいておるのでありまして